AI音楽ビジュアライザーは、音を動く映像に変えるもので、その制作の一部をAIが担います。この呼び名が指すものは2種類あります。ひとつは、曲に合わせた完成済みの動画をレンダリングし、それをどこかにアップロードするタイプ。もうひとつは、AIの手を借りて、演奏中の音楽に反応する映像を作るタイプです。
Visiboxは後者です。ライブショーのために作られているので、映像が反応するのは先週レンダリングしたファイルではなく、その場で鳴っている音楽です。
Visiboxの仕組み
Visiboxにはオーディオリアクティブなビジュアライザーが内蔵されています。動画ファイルを必要としないジェネレーティブなクリップで、ISFシェーダーまたはMilkDropプリセットとして書かれており、Visiboxで再生中のオーディオ、SpotifyやDAWなどコンピューター上の別のアプリの音、マイクやライン入力に反応できます。
AIアシスタントを接続すれば、普通の言葉で新しいビジュアライザーを頼めます。VisiboxにはMCPサーバーが内蔵されていて、「設定」>「AIツールに接続」から、Claude、Cursor、Codex、Gemini CLI、VS Codeなどのアシスタントにつなげられます。「ベースに合わせて脈打つ、ネオンのリングがゆっくり続くトンネル」と伝えれば、アシスタントがシェーダーを書きます。ビジュアライザーエディターを開いておけば、作業に合わせてコードとプレビューが変わっていく様子を見られます。
あとはほかのクリップと同じように演奏するだけです。動画やバッキングトラックと並べて、フットスイッチ、Stream Deck、MIDIコントローラーからトリガーできます。セットアップ方法はマニュアルのAIアシスタントのセクションで解説しています。
必要なもの
- Mac版(macOS 12以降)またはWindows版(Windows 10以降)のVisibox。
- ビジュアライザーとAIアシスタントとの連携は無料プランには含まれていません。年額$83.88からのProで使えます。また、新しくアクティベートするたびに、クレジットカードなしで14日間無料で試せます。
- Claude Desktop、Cursor、VS CodeなどのMCP対応AIアシスタント。料金はそれぞれの公式情報で確認してください。
AIで映像を作るほかの方法
ビジュアライザーは入り口のひとつです。AI動画ツールで曲用のクリップを生成したり、チャットボットにアニメーションのコードを書かせてループ動画として書き出したりもできます。下の2つのガイドは、どちらも最後にクリップをVisiboxで再生するところまで紹介しています。
